現在、レディースジーンズの主流は股上の深いハイライズ(ハイウエスト)。90年代に皆が履いていたローライズは見かけることがなくなりました。
でも歴史をひも解くと、ハイライズデニムの流行は1950年代が始まりで、マリリン・モンローが愛用していたLEVI'S(リーバイス)701が知られています。別名モンロー・デニム、世界で初めて女性のために作られたジーンズです。
LEVI'Sと言えば定番は501。やはりハイライズですが、70年代まではメンズしかありませんでした。80年代になってレディースが登場し、ウエストからヒップにかけてのラインに丸みがあるのが特徴です。
そんな老舗ブランドに今シーズン、日本の上質デニム生地を使って日本の職人が作ったLEVI'S®︎ MADE&CRAFTED®︎(メイド&クラフテッド)が登場したことを先日の記事に載せました。
週の半分はジーンズを履いている私は、どんなに歳を取ろうがスタイルよく見える1枚を追い求めています。神デニムと呼ばれるGUの「ハイウエストストレートジーンズ」は、一箇所だけ気に入らない部分があり、第2の神デニム「テーパードアンクルジーンズ」を購入しました。
プチプラの2,480円で、スタイルアップ効果の高いジーンズが買えたのが嬉しくて、毎日のように履いていたのですが、もともと柔らかい生地だけに劣化が激しいのが難点。ジーンズらしくない色落ちをしたので、あきらめてゴミに出しました。
そして代わりになるものを探してこの4月、LEVI'S®︎ MADE&CRAFTED®︎の701に行きついたのです。裾がカットオフになった501も気になるけれど、ボタンフライが苦手な私は、ジッパーフライの701にしました。
LEVI'S(リーバイス)オンラインストアで購入したのがこちら。カラーは薄いほうにしました。定価19,800円)で、裾上げのチェーンステッチは無料。11,000円以上(税込)の購入だと送料も無料です。
LEVI'S®MADE&CRAFTED™ 701 セルビッジ MEDIUM STONEWASH
前から見たところ。中に日の丸が縫い付けてあります。
悩むのはサイズ選び。W24かW25か迷ったのですが、私はヒップが86cmなので、W24にしました。正解です。W25だとお尻のあたりがたるんだと思います。もっと若ければ大きめもカッコいいんですが、40歳を超えると身体の線が崩れて、たるみ=老け見えになりますからね。ちなみにGUはSサイズを履いています。
後ろから見たところ。黒い皮パッチにプレミアム感があります。
それではいよいよ、GU第2の神デニムとの比較です。
左側がGUの「テーパードアンクルジーンズ」、右側がLEVI'S®︎ MADE&CRAFTED®︎の「701」です。
前から見たところ。
後ろから見たところ。
横から見たところ。
GUの素材は綿99%・ポリウレタン1%、LEVI'S 701の素材は綿98% ポリウレタン2%。どちらもストレッチが入っていますが、綿の質と重みが段違いです。
LEVI'S公式サイトから701の説明を引用します。
女性向けに作られた初のジーンズである、アイコニックな701のプレミアムストレッチバージョン。ハイウエストフィットでレッグ全体はスリムなカット。著名メーカー カイハラ(Kaihara Mills)によるプレミアムな日本製セルビッジファブリックを使用。
それでは私の年齢なりのコーディネートを考えます。
ドゥクラッセTシャツの「深ジュエルネック5分袖」ミッドナイトブルーと、同系色コーデです。差し色はアクセサリーもシューズもすべてシルバーにして、大人っぽくしています。
白のデニムジャケットに、New Balance のスニーカーを履いてみました。もっと裾の折り幅を広くして、くるぶしを見せると女っぽくなります。
ジーンズを買うと、必ず上に乗って転がる我が家のニャンコ。インディゴの匂いに惹かれるのでしょうか。
私のジーンズライフに新しく加わったお気に入り。LEVI'Sによると今から10年後、20年後でも価値のあるプレミアムデニムを作ったのだそうです。これなら体形が変わらない限り、一緒にエイジングを楽しんでいけますね。