私が住む地域では、毎週木曜日が衣類ゴミを出せる日。コロナの影響で古着のリサイクルが停止していましたが、ようやくOKになりました。45リットルのポリ袋に詰め込んで、部屋とゴミ集積場を数往復した衣類ゴミのうち、傷んでいなくてもサヨナラした服があります。
中にはクリーニングのタグをつけたまま、5~6年放置していたブランド服も・・。未練を振り切って捨てる理由を書きたいと思います。内容は辛口ですが、自己反省の意味が大いに込められております。念のために袖を通した画像も撮りました。
ボディラインが出すぎる服
歳を取るとデコルテがソゲるので、胸が開いた服は避けています。しかもボディラインを強調するスパンデックス素材は、若くて健康的な方なら似合っても、私の年齢ではエロいオバチャン。パーティーでも着ることはないでしょう。
お金持ちマダムっぽい派手な柄の服
エスニックな柄は好きなんですけどね。でもこんなド派手で、アジアのお金持ちマダムが好みそうなプリントは、悪目立ちします。ブランドはイタリアのMARELLA(マレーラ)ですが、 エトロやエルメスであっても断捨離すると思います。
一挙両得の発明機能がついた服
一度も着たことのない、GU(ジーユー)の白シャツ。どこが気に入らないかと言うと、襟がスキッパーネックだからです。スキッパーとはVネックに襟を付けたデザインで、昔はなかったように思います。得てしてプチプラに多い襟。
そう言えば・・と、着ないまま捨てた服について書いた記事を思い出しました。肘のあたりにボタン留めがついたロールアップシャツです。発明品みたいな、一挙両得の機能には昭和のセンスを感じます。
大きな花柄が目立つ服
グレイヘアに移行するようになり、似合わなくなったのが大きな花柄です。首から上と下とが不釣り合いすぎて、もろオバ見え。
袖に薔薇の刺繍が入ったデニムジャケットは、3年前の夏にGU(ジーユー)のオンラインストア限定で買ったもの。髪が黒ければまだ着られたかもしれませんが、なんでそこに薔薇の刺繍がある?と思うと、姑息なデザインに思えてますます着られなくなりました。
シニア歌手のステージ衣装みたいな服
老いが目立ってくると、きらびやかな服で若々しさを表現する方もいらっしゃいます。テレビの懐メロ番組に登場するシニア歌手の多くは、ド派手なステージ衣装。でも一般人がそれをやると顔と服がチグハグで、自意識過剰と思われそう。
下のコーデで着てるパーカーとキャミのツインは、こんな透かし柄じゃなく、普通の水色ならまだ取っておいたでしょう。Banana Republic (バナナリパブリック)のスローン・スリムフィットのパンツも断捨離です。テーパードやワイドシルエットのほうが品がアップします。
去年の秋に書いた記事、「グレイヘアのメリットは衣替えで捨てる服を即決できること」を読み返すと、このときもスキッパーカラーのトップスを捨てたんだ!と気付きました。みんなが着てるからと流されず、若見えしたいからと無理をせず、鏡に映った自分を正視する習慣をつけたいと反省しております。
追記:いっぱい断捨離して、いいことがありましたよ。1日で体重が1kg減りました。重たいゴミ袋を運び続けたおかげで、二の腕が締まって、今年購入したノースリーブを堂々と着られそうです。