ステイホームで自炊の時間が増えて、料理の腕が上がったという声をよく聞きます。プロ並みのキッチン道具に凝る人も増えているとか。私が購入したドイツ製「ROR」のマルチナイフは感動ものなので、ぜひおススメしたいと思いました。RORは、刃物の街として知られるゾーリンゲン地方で生まれたファクトリーブランドです。
ROR/ジャーマンマルチナイフ 2,640円(税込)
一見バターナイフかと思う形状。包丁とは違って先端が丸いナイフですが、ちゃんと刃がついています。注文したスタイルストア のサイトには、食卓にカッティングボードを置いて切り分けている画像が載っていて、真似したくなりました。
さっそくバゲットにナイフを入れてみました。刃がスッと入って、切れ味のよさにビックリ! 今まで包丁を温めたり、ギコギコしたりで面倒だったのが、このジャーマンマルチナイフなら手間が要りません。しかも見た目がいいです。
バゲットに乗せるチーズも切ってみたら、綺麗に半分になりました。バターならもっと楽ですね。
そして今回、私がいちばんやりたかったのは、皮パリッパリに焼いたチキンソテーをお皿の上でカットすること。有名シェフ水島弘史さんがレクチャーするおうち料理、鶏肉のジューシーな焼き方にトライしました。
冷たいフライパンに油をひいて、塩を振った鶏もも肉を乗せてから火をつけて焼く方法。シューという音、パチパチという音を聞き分けながら、加熱しました。
菜箸の後ろで押して、押し返す弾力があれば火が通っています。ちょっと焦げ目が足りませんが、初挑戦なのでゴメンナサイです。
付け合わせにズッキーニをオイスターソースでソテーして、チキンソテーには焼いたガーリックをトッピングして完成。先ほどカットしたバゲットとチーズを横に置きました。
一応テーブルナイフをセットしましたが、これは使わずに、ジャーマンマルチナイフでチキンソテーをカットします。鶏もも肉の繊維は下処理していなかったのに、しっかりと刃が入りました。
家族に1本ずつ用意したいほどの便利品。野菜の皮むきをしながら、ディップソースをつけて食べるのもチャレンジしたいです。サラミや燻製のカットにも向いていますね。このペティナイフを使いたいために、料理のレパートリーを広げる楽しみができました。
ROR/ジャーマンマルチナイフ 2,640円(税込)