いつもとガラっと変わってファッションでも美容でもなく、今日は感傷的な話をすることをお許しくださいね。一緒に暮らす唯一の家族が年を越せないかもしれません。
去年の秋に腎不全末期の余命宣告をされた愛猫が、1年以上も頑張っています。ルーティーンの介護をこなすために私は仕事を控え、外出は近場のみ。先日発生した大きな地震の後は、足にしがみついてくる姿に、ますます愛おしくなる親バカです。
コロナ禍と猫の介護でおうち籠りしている今、代り映えしないモノトーンな日々に彩りをくれるのが ポストに届くお花の定期便bloomee のお花です。いちばん安い税込550円の体験プラン。2週間に1度の配送でお願いして続けています。
上の画像は4月中旬に届いたbloomeeのお花。母の日に向けてのキャンペーンカードが入っていましたが、我が家では父の仏前に飾るお花になりました。
仏花はスーパーでも買えて、当たり前のごとく菊の花がメインです。安くて長持ちしますが、なんだかコンビニエンスな花束に思えて、好きになれません。仏花を供えるのをやめて、bloomeeにした経緯は下の記事に載せてあります。
体験プランで届いたお花を幾つかお見せしますね。真夏でも長持ちして、月に2回の配達でキープできています。おうち籠りの私としては、交通費よりも安い送料は助かります。
猫の介護は4つの季節を越えて、今もルーティーンで同じことを続ける毎日。
朝7時から2時間おきに薬とサプリを飲ませ、1日1回の皮下点滴、枇杷の葉の温湿布、体重測定をして、体調を事細かくExcel(エクセル)に記録します。近ごろ様態が悪化していくのが見て取れて、獣医さんの往診は月1回だったのが、この様子では週1回になるでしょう。
1日を締めくくる投薬は24時半ですが、胃薬と吐き止めを飲ませても、毎晩3~4時に嘔吐するようになりました。一緒に寝ているベッドで吐くのはダメだと思うのか、飛び降りてゲッゲする猫の背中をさすります。それでも・・・1%の奇跡を信じずにいられません。
父の2回目のお盆には、迎え火の牛馬を愛おしんでくれた家族ですからね。
私に目覚まし時計は必要なくなり、朝は必ず7時に起床。おうち籠りが続く1日のスタートは、父の仏前に供えたBloomeeのお花の水を変えて、感謝を伝えることです。その後に猫への投薬、皮下点滴。私が暮らしていくための仕事。ルーティーンが始まります。
息つく暇もない無色透明な日々が過ぎていくなかで、Bloomeeの鮮やかなお花たちは四季の移り変わりを教えてくれます。10月になり、もうハロウィンなんだと分かるパッケージが届きました。
以前は届く曜日を指定できなかったのですが、今は送料に50円ほどプラスして、曜日指定の速達で届くようになりました。ポストではなく、配達員さんが玄関まで届けてくれます。
パッケージを開けて、お花を取り出して水切りして、花瓶に生けて、写真を撮って・・・。ゆったりとした流れを見守っている猫が、これは食えるかニャ?と寄ってきます。
病と戦う愛猫だけじゃなく、高齢者の仲間入りをした私も、枯れて死ぬときは必ずやってきます。限りある命の美しさを、もっと早いサイクルで見せてくれるお花を取り寄せて、眺めて、取り替えてのルーティーンは人生の一部になりました。
コロナ自粛が終わっても、今の生活が普通になった今、おうち籠りは続きそう。ランチ代程度で、生活に彩りをくれる bloomee(ブルーミー)のお花に感謝しています。長持ちさせる手間は必要ですが、朝は真っ先に元気をくれて、もはや私の家族かもしれませんね。