ショートヘアのメリットはケアが簡単で、シャンプー等の量が少なくて済むこと。ただし小まめなカットをしないと、生活感がもろ出しになります。
夏から秋へ。前回のカットから2カ月が過ぎて、レングスがバラバラになりました。湿度が高いと一瞬で「うねり」が出るクセ毛なので、多湿な日本の気候は大敵です。
いつもの美容室ではカットだけでなく、グレイヘアと馴染ませるおしゃれ染めの時間も要します。愛猫の介護にかかりっきりの私としては、できるだけ楽ちんな髪にしたいんですけどね。
「いっそベリーショートにしようかな」と店長に問いましたが、「大人の女性らしい長さにしておきましょう」と、マッシュルームボブが仕上がりました。秋らしくブラウンの色味を強くしたハイライトを入れています。前回のアッシュより暖かみのあるカラーです。
この染め方を日本風に言えば「白髪ぼかし」なんですが、近ごろ急速に広まってきました。ショートヘアも、芸能人の方々が軒並みイメチェンに取り入れていますね。
店長が入念にミリ単位のカットをしてくれるおかげで、翌朝も寝ぐせがつかずにヘアスタイルをキープ。ロングヘアの頃に比べたら、年齢まで軽くなったような気がします。
2wayネックブラウス 
2,880円（税込）
着用しているミントのブラウスは、昨日の記事に載せた★アクアガレージ 
の「2wayネックブラウス」。バンドカラーはショートカットとの相性が良くて、近ごろは持ち数を増やしています。
シャツの襟を昭和っぽいレギュラーカラーから、令和の流行であるバンドカラーに替えただけで、嬉しいのはハイライトを入れたグレイヘアが今っぽく見えることです。高齢者の域に達したのに、シルバーシートの前に立っても席を譲ってもらえないのは、おそらく髪のおかげでしょう。
美容室で2時間を要しても、必ずハイライトを入れる理由はビフォーアフターで一目瞭然。サイドから髪をかき上げたところを比較します。白髪とカラーの馴染み具合が分かると思います。
頭頂部から見たらもっと分かるかな。グレイヘアと言っても、まだまだ黒髪が生えてくるので、おしゃれ染めを入れたほうが全体的に統一感が出ます。落ちるのは早いですが、薬剤が髪の芯までは入り込みませんから、フサフサと健康な毛が育つ安心感があります。
このブログに何度も書いているように、白髪染めをしていた頃と比べたら、みごとに毛量が増えました。
3年前、真っ黒に染めた毛の分け目から、広がって赤くなった地肌が見えていた頃を思い出すと、なんて危険なことをしていたんだろうとゾッとします。育毛剤で有名なA社から出ている白髪染めトリートメントであっても、下の通り、薄毛に向かってまっしぐらでしたからね。
リクルートの調査によると、男女とも白髪の隠し方が変わってきたのだとか。引用します。
白髪の染め方では、男女ともブラックや濃いブラウンなど「白髪を隠す」色味が主流ではあるものの、直近3年の推移を見ると減少傾向にあり、一方、「白髪をぼかす・なじませる」カラーや、バレイヤージュ・ハイライトといった「白髪を生かす」デザインの需要が上昇傾向にあることがわかった。
歳を取るほど髪のエイジング対策にはお金がかかります。私の場合、頑固なクセ毛対策にも費用が必要。現在のヘアケアにかかってる料金を1か月で平均すると、合計14,581円でした。
ロングからショートになったし、シャンプー等の商品は月に1本使用するわけじゃないので、メーカーが推奨するよりも使用頻度は低いです。湯シャンの日もありますしね。内訳を書きます。
・カット・カラー 8,000円（美容室で2カ月に1度 16,000円）
・シャンプー 2,885円（月に2/3本使用）
初回価格 1,980円（税込）
2回目以降 3か月ごと（3本分詰め替え用） 12,980円（税込）
・トリートメント 2,156円（月に1/2本使用）
初回価格 1,980円（税込）
2回目以降 2か月ごと 8,624円（2本セット）
・ヘアオイル 1,540円（月に1/2本使用）
LUTY ルーティー ヘアオイル（洗い流さないトリートメント）
初回価格＆定期購入 3,080円（税込）
本来はオールインワンシャンプーのKAMIKAだけで潤いがキープできるので、追加のトリートメントとヘアオイルは、普通毛の方には要らないかもしれません。
グレイヘアであってもクセ毛であっても、若々しく見せるには、乾燥を防いでツヤを出し、手入れが行き届いた髪でいることだとか。
下のdime.jpの記事は興味深かったです。
『「白髪ケア」もしくは「白髪対策」の中で、あなたが現在実施しているものをお知らせください』という質問への回答で、女性の1位は「美容室・理容室で白髪染め・おしゃれ染め」となっていました。私もその一人だなと思いつつ、あと10年先にも厄介な髪とのバトルを続けているんでしょうね。
