人間の身体は約60%が水分で出来ていると言います。赤ちゃんのときは男女とも80%だったのが、60歳になると男性が51.5%、女性が45.5%。なんと女性の方が乾燥しやすいんですね。
口から補給した水分を蓄えるのは、ムコ多糖体という粘膜の成分で、化粧品の保湿成分に使われるヒアルロン酸もムコ多糖体の一つなんだそうです。ヒアルロン酸で思い浮かぶ食べ物と言ったら、鶏軟骨、鶏手羽、鮭、豚足、うなぎ、フカヒレなど。そして意外にも、山芋、オクラ、納豆、もずくといったねばねば食材に多く含まれているんです。
お肌の乾燥が気になるこの季節。今夜はサーモンユッケ丼を作ってみました。
〇 材料(一人前)
刺身用サーモン40g、長芋5cm、オクラ3本、レタス2枚、卵の黄身1個、白ゴマ
〇 調味料
コチジャン小さじ1杯、ごま油小さじ1杯、醤油小さじ1.5杯、すり下ろしニンニク少々、ハチミツ少々
では作り方です。
サーモン、長芋、オクラは食べやすい大きさに切っておきます。
調味料を合わせ、食べる直前に食材と混ぜ合わせます。
ちぎったレタスを器に敷いて、温かいご飯を乗せ、混ぜ合わせたトッピングを乗せます。白ゴマをパラパラ。真ん中をくぼませて、生卵の黄身を乗せたら出来上がり。
ムコ多糖体のねばねばを食べ、たっぷりと水分を抱え込むヒアロルン酸で、シワやたるみ対策。さらに山芋、オクラのムコ多糖体はムチンといって、アルコールの吸収を抑え、胃の粘膜を保護する働きがあるとか。忘年会シーズンにはぴったりの食材だと思います。