「いちばん好きな野菜は?」と聞かれたら、私は迷わずに「芽キャベツ」と答えます。さっと茹でてバター炒めにし、丸ごとガブッとかじりつく食感が大好き。今の時期が旬の真っ盛りで、毎日食べても飽きません。
別名が子持ちかんらんという芽キャベツは、キャベツとは似て非なるもの。美容に良いビタミンの爆弾みたいな野菜です。免疫力をアップしてアンチエイジングには欠かせないβカロテンは、キャベツの14倍。ビタミンCは4倍、カルシウムを骨に定着させる働きのあるビタミンKも2倍だそうです。
材料は芽キャベツ1袋と卵3個。調味料は、めんつゆ(濃縮タイプ)小さじ1杯、砂糖小さじ1杯、塩、黒胡椒、油です。
作り方:
芽キャベツはお尻に十文字の切れ目を入れて、電子レンジで加熱(900Wで2分半)します。卵を溶いて、めんつゆと砂糖を混ぜておきます。
フライパンに油を入れて、芽キャベツを軽く炒めたら塩コショウ。調味料を入れた溶き卵を回しかけ、1分したら火を止めて蓋をします。そのまま2分放置。
さくっと混ぜてお皿に移せば完成です。
卵の黄色と芽キャベツの緑で、春を食卓に呼びこんだみたい。今週末は雪がちらつく寒さだそうですが、暖房を効かせた部屋でホクホクの芽キャベツにかじりつきたいですね。