大枚はたいて買ったのに、着ていないワンピースってありませんか? 汚しちゃいけない、特別のときに着て行こうと「よそいき」の縛りに入れてしまうと、あったことさえ忘れる場合があります。
私の場合はこの黒いワンピース。10年以上前に買ったSTRENESSE(ストラネス)のファーストラインですが、クローゼットの鏡に向かって一度着ただけです。脇に制汗剤の白いシミを付けたくなくて、外出には至りませんでした。ほんと、箪笥の肥やしです。
そこで考えました。「あら、おしゃれしてどこ行くの?」と聞かれないように、普段着として着れば、もっと活躍の場が広がるのではないかと。そもそも「よそいき」なんて昔の感覚を持っているほうがおかしいのです。服は着倒さなくちゃ。
役に立つのはロングシャツやロングカーディガン。マスタードカラーのロングカーディガンを羽織ってみます。
だいぶラフになったと思いますが、カーディガンをボタンを閉じてサッシュベルトを巻くと、また違った雰囲気に。カバーされている部分が多いので、これならワンピースが汚れませんね。
さらにカジュアルダウンしてみましょう。こういうときに役立つのはダンガリーやデニムです。
ダンガリーシャツを長くしたみたいなデニムワンピースを、ボタンを留めずにさらりと羽織りました。足元はソックスとスニーカー。よそいきワンピースが大変身です。
春に買ったこのデニムワンピースは、セール価格2,314円のプチプラでしたが、高級ブランド服の上に羽織っても違和感がないのは大助かりです。
このショップは殆ど売り切れてしまったようですが、下の記事にデニムワンピ選びの細かいルールを挙げてありますので、参考になさって下さいね。