洋服やカーテン、壁紙などによく使われる柄で、生命力に満ちあふれた柄って、何だと思いますか。答えはペイズリー柄。原生動物や草花をモチーフにした曲線のパターンが繰り返されることによって、人間の心理に安心感を与える効果があるんだそうです。
私はドゥクラッセ(DoCLASSE )で7月に買った「UVスラブ・フォルムプルオーバー」のペイズリーが大のお気に入り。日焼けを防ぎ、洗濯してもすぐ乾く素材なので、洗っては着てを繰り返しています。
私のペイズリー好きは今に始まったことではなく、高級ブランドに凝り固まっていた頃は、エトロのショップによく出入りしていました。貧乏性なのか、高いお金を出して買ったワンピースやスーツは気軽に着るのが勿体なくて、出番が少なかったような。
青いペーズリー柄のスーツは、ジャケットを2~3回着ただけで、スカートは未だにプライスタグが付いています。形はカッチリし過ぎだし、上下で着ると銀座のママみたいに見えるのがイヤでした。
この夏は10回以上着たDoCLASSEのペーズリーと比較してみました。3,990円でも、柄的にはエトロと並べて遜色ありません。
お出かけ着になるかどうか、ダナ・キャランのロングスカートとコーデしました。ブルータイガーアイのロングネックレスをすると、フレンチレストランのディナーに行っても大丈夫な装いになります。
同じスカート、同じネックレスで、エトロのペーズリージャケットを着てみました。
あら~、マダムの雰囲気が満載です(笑)。もしかしてテーラードジャケット自体が古くさいイメージなのかもしれませんね。
やっぱりペイズリーはアウターじゃなく、ブラウスやワンピースとして着るのがしっくりくるようです。
ドゥクラッセ(DoCLASSE )の新作「スラブ綿・ボートネック7分袖/柄」3,990円を買うことにしました。さらりとしたコットン100%で、二の腕が細く見える七分袖。秋の初めはもちろん、冬でもジャケットやカーディガンの下に着られます。とても上品なペイズリーで、エトロを上回るきれいなブルーに惹かれました。
2枚以上買うと、1枚あたり2,990円になるそうなので、オレンジも検討中。デニムパンツに似合いそうです。
名称は19世紀のイギリスで生まれた、由緒ある柄のペイズリー。大人が着るのにぴったりな柄として、一年じゅう着回すことにしました。