ファッションコーデで若見えしても、顔のシワとたるみで減点になる!? 高齢者の域に入った私は、鏡に向かうたびに老いの兆候を恐れています。対策としての新技術はハイフ(HIFU)。ホリエモンがツイートしているのを見たときから興味を持っていました。
「肌の内部に熱損傷を起こし、たるんだ筋肉を引き締める」というHIFUの治療法は、サーマクールと似ています。
私は20年ぐらい前に美容皮膚科のOクリニックで、サーマクール3回の10万円コースを契約したことがあるのですが、目の周りが赤くなるのに困って、2回で止めてしまいました。
当時よりは遥かに技術が進化した今、HIFUに興味津々。反応を見るため、ちょっとだけ試すなら…と、初回お試し100ショットが9,800円(税込)の「エミナルクリニック 医療ハイフ」を見つけました。たぶん10分ほどで終わる治療かと思いますが、試して次につなげるかを検討するには、妥当な金額でしょう。
さっそく予約しようとしたら、注意点が目に留まりました。「施術当日は、保湿剤、サンスクリーン、化粧水はつけずにお越し下さい」と書かれています。洗顔後のすっぴん状態で行く必要があるんでしょうね(院内で洗顔できるかもしれませんが)。
HIFUを試すのは、紫外線の強い夏が終わってからが良さそう。まずは先日の記事に載せた「トリア・スキン エイジングケア レーザー」の8週間を継続します。
レーザー特有のピリッとする痛みは、最強のレベル3でも慣れっこなのですが、エッ!?と驚くことがありました。照射している側の頬が持ち上げられて、左右で眉毛の位置が変わったことです。
このまま段違いの顔になったらヤバイ!と焦りましたが、隣の頬に照射を移動したら、眉毛は同じ高さに戻りました。
【トリアビューティー】 はレーザー美顔器であって、表情筋を鍛えるEMS機器とは違うのですが、3年も使っているせいか肌がピッ!と反応します。待ってました!と言わんばかりの反応なんですよ。レベル3は設定された照射時間が長くて退屈なので、両頬が終わったあとは鏡の前からソファーに移動して、手探りで照射しています。
ケアが終わったあと、すぐ顔に塗るのは皮膚科で処方されている、炎症を抑えるための外用薬(アズノール軟膏0.033%とサトウザルベ軟膏10%)。そして2019年の冬から欠かせなくなったヒトプラセンタジェル(Placentrex Gel)です。
この2種類を塗った後は、最先端のシワ対策成分「ナイアシンアミド」が10%入った美容液。海外コスメが気軽に買える【lookfantastic】 のサイトで、「The Ordinary ナイアシンアミド10% + 亜鉛1% 」30mlを取り寄せて塗っています。939円(税込)というリーズナブルさですが、4本目に達した今はシワ以外にも、66歳の肌を過去に戻してくれる手ごたえを感じるのです。
もちろん塗り薬や美容液は真皮まで浸透しないので、内側からのケアは必須。
皮膚科で処方される、保険適用の効く「ヨクイニン」と「ビフロキシン(ビタミンB2・B6配合剤)」は、肌のターンオーバー正常化のために飲んでいます。いつも穴のあくほど私の肌を見て、カルテを書いてくれるお医者さんに感謝!
そして肝斑治療のときから始めた「飲む美白」の[BIHAKUEN]トラネキサム酸 は5年ぐらい飲み続けています。元は美容皮膚科の処方で始めた薬を個人輸入に替えただけ。成分も同じものです。
私は頬にできたシミと肝斑を取るために、肌が赤く剥ける塗り薬の治療を頑張った経験があります。シミは真皮から持ち上がってくるので、もちろん1回では取り切れません。油断して復活しないよう、併用する美白コスメと飲み薬を欠かさなかったのが、功を奏したのかなと思っています。
上の記事を書く3年前、そもそもは60歳の決心がスタートでした。若い人たちに混じて、恥ずかしながらも美容皮膚科の門をくぐったのです。医師からレーザー治療にするか、塗り薬にするかを問われて迷いましたが、自宅でコツコツ治療できる塗り薬を選んだことから今の肌に至っています。
秋になったら勇気を出して医療ハイフにトライするかどうか。少なくとも9月中旬までの8週間はレーザー美顔器を頑張り、その時点でお肌の状態を見て、決断することにしたいと思います。