(2020年6月12日更新 ※ コロナの影響で、ずっと在庫切れだったハイドロキノン トレチノイン セット 通販が入荷しています。)
歳を重ねて、肌のターンオーバーが乱れると、シミまで濃くなって目立つようになるんですね。私は美容皮膚科で処方された薬で、頬のシミを消した経過をブログに載せたのですが、それから2年経って、またシミが復活してきました。
- 皮膚科治療をやめたらシミが復活してきた
- 海外薬品の個人輸入でトレチノインとハイドロキノンを入手
- トレチノインの塗り方
- ハイドロキノンの塗り方
- 薬の保存期間と塗布のスケジュール
- 1クールだけの治療ではシミが消えない理由
- トレチノインのみを使うんじゃダメ?
- 治療中は日焼け止めが欠かせない理由
- 海外通販でセット買いするときの濃度と到着日数
- くすみを取るのにはヒトプラセンタジェルの併用をおすすめ
- シナールとトラネキサム酸
- 追記1:純ハイドロキノン5%配合の国内生産クリームが新発売に!
- 追記2:コツコツと努力を重ねた結果
- 追記3:肝斑がポロッと向けた様子
皮膚科治療をやめたらシミが復活してきた
飲み薬と塗り薬を貰っていた皮膚科で言われたのは、「治療を途中でやめるとまたシミが出てきますよ」だったのに、面倒になって通うのを止めちゃったんですよね。保険がきかず、高く付いたのも理由の一つでしたが・・・。
下の画像が治療前。
次の画像が治療して48日目。
それから2年後、気になっている復活したシミがこれ。夏にヨットで紫外線をあびまくったせいでしょうか、ぼんやりしていたのがクッキリと色濃くなっています。
海外薬品の個人輸入でトレチノインとハイドロキノンを入手
デイリーの美白コスメじゃ手におえないと思い、必殺技を使うことにしました。薬の塗り方はお医者さんの指導で分かっているので、通販で取り寄せたトレチノインとハイドロキノンの出番です。
下の画像はBIHAKUENから出ている「トレチノイン(Tretinoin)0.1%」(3,260円)と、「ハイドロキノン(Hydriquinone)4%」(2,530円)。アメリカ製で、どちらも濃度はいちばん高いものです。日本では医師の処方箋がないと買えない薬なので、海外薬品の個人輸入を代行している会社からオーダーします。
皮膚科で処方されたトレチノインは0.1%で今回の濃度と同じ。ハイドロキノンは5%だったので、BIHAKUENは1%低いです。でも色素沈着した皮膚を剥くという意味ではトレチノインが重要ですから、このセットで充分だと思っています。
私は個人輸入で手に入る最高濃度の薬を使っていますが、初めての方、肌が弱い方は濃度が低いものから始めるか、まずは皮膚科に行って相談したほうがいいでしょう。慣れるまではヒリヒリと痛いですしね。
トレチノインの塗り方
(※ ここからの画像はリニューアル前のトレチノインです。)
塗り方を伝授します。洗顔後、スキンケアを終えた肌に使います。
トレチノインを綿棒にとって、気になるシミの部分に薄くのばします。そのうち皮がボロボロと剥けてくるので、広げないよう、スポット的に使うのがコツです。
リニューアル後(2020年4月14日時点で撮り直しました。)
ハイドロキノンの塗り方
(※ ここからの画像はリニューアル前のハイドロキノンです。)
1~2分ほど置いて、トレチノインが乾いたのを確認。今度はハイドロキノンを綿棒に取って、先ほどトレチノインを塗った部分よりも広めに塗ります。
皮膚科で処方されたハイドロキノンは白色でしたが、BIHAKUENのハイドロキノンは肌色をしています(リニューアル後は白色になりました)。
リニューアル後(2020年4月14日時点で撮り直しました。)
これを朝晩続けて、何よりも大事なのは紫外線対策。薬を塗った部分は肌が敏感になっていて、いつもよりも日に焼けやすい状態なので、サンスクリーンはしっかりと塗ります。私は窓から入ってくる紫外線も考慮して、外出しないときでもサンスクリーンを使います。
薬の保存期間と塗布のスケジュール
気になるのは薬の保存期間です。開封前の保存期間はパッケージに貼ってあるシールで確認できます。下の2点が届いたのは2020年4月13日で、シールは2022年3月31日までとなっています。開封しない限り2年は持つので、しっかり頑張りたい方はまとめ買いするほど、料金は割引になります。
ただし開封後は注意。熱や光、空気に敏感な薬剤ですから、劣化しないように冷蔵庫で保存しますが、1カ月しか持ちません。それぞれのチューブは20g入りで余ってしまっても、1カ月したら新しいのに取り替えます。
1クールだけの治療ではシミが消えない理由
お医者さんの指導では、トレチノインは2カ月続けたら1カ月間お休みして、ハイドロキノンだけを塗ります。それを繰り返すこと3クール。トレチノインは続けていると耐性ができて効かなくなるので、途中でお休みを入れた方がいいのだそうです。
前回は1クールで効き目があり、これで終わりと思ったのがシミ復活の原因。私だけかもしれないんですが、シミがだんだん薄くなるんじゃなく、アレッ?と思ったら小さくなっていたんです。消えたと勝手に解釈して、続けるのを止めちゃったんですよね。
下の画像のように表皮は4つの層になっています。角質層のシミは剥がれ落ちても、基底層からだんだん上がってくるわけですから、しっかり根治を目指さないと一時しのぎで終わります。
トレチノインのみを使うんじゃダメ?
似たような白いクリームで、どちらもシミ取りに使えるのなら、トレチノインだけじゃダメ?と思いますよね。でもそれぞれの役割を知れば、セットで使わないとダメだと分かります。
トレチノインの正式名称はオールトランスレチノイン酸。つまりレチノイン(ビタミンA誘導体)のことで、表皮のターンオーバーを促進して、表皮の深い層にあるメラニン色素を押し上げて排出してくれる作用があります。だたしこれだけじゃ手薄。
強い漂白剤のハイドロキノンを作用させることで、メラノサイトに新しいメラニンを作らせないようにします。だから皮膚科では、シミ治療にトレチノインとハイドロキノンをセットで処方するのです。
治療中は日焼け止めが欠かせない理由
下の画像はシミ・ソバカスができるメカニズム。紫外線を浴びると肌に活性酸素が生まれ、メラノサイトに「メラニンを作れ」と命令します。生成されたメラニンがターンオーバーで角質層にまで上がって、目に見えるシミとなるのです。
皮膚科医に口を酸っぱくして言われたのは「日焼け止めをしっかり塗ってガードしてください」。トレチノインとハイドロキノンでの治療中は、紫外線によって活性酸素を産生させないことが何より大事なのでした。外出しない日でも、窓から差し込む紫外線やスマホのブルーライトが心配なので、私は日焼け止めを欠かしません。
海外通販でセット買いするときの濃度と到着日数
トレチノインとハイドロキノンは、バラで買うよりもお得なセット販売のものがありますので、濃度別の商品リンクを張っておきます。BIHAKUENは説明がきちんとしていますから、しっかり読んで、自分に合う濃度を見つけてくださいね。
[BIHAKUEN]ハイドロキノン4% + トレチノイン0.1%
[BIHAKUEN]ハイドロキノン4% + トレチノイン0.05%
[BIHAKUEN]ハイドロキノン4% + トレチノイン0.025%
下の画像は、BIHAKUEN ハイドロキノン4% + トレチノイン0.1%セットです。
[BIHAKUEN]ハイドロキノン4% + トレチノイン0.1%
商品はヤマト運輸の国際宅急便(香港発送)で送られてきます。最長で2週間かかると書いてありましたが、代金を銀行振込したその日のうちに荷物番号のメールが届き、なんと商品は5日で到着しました。
そしてBIHAKUENが推奨する最高峰の新エイジングケア美容液がこちら。[BIHAKUEN]セルリバイタルセラム300mg は1日1粒をナイトケアとして、気になる部分に塗ります。細胞に活力を与える成長因子に注目した「ヒト脂肪細胞純化培養液エキス」が配合されているので、眠っている間にお肌の再生を働きかける美容液として、朝起きたときが楽しみなのです。
くすみを取るのにはヒトプラセンタジェルの併用をおすすめ
せっかくトレチノイン&ハイドロキノンを使うなら、併用をおすすめするのがヒトプラセンタジェルです。肌の新陳代謝をアップしてくれるので、くすみが取れるのがはやくて、目の下の細かいシミもいつのまにか少なくなっていました。トレチノインを塗れない場所には大役立ちです。
ヒトプラセンタは、一般に知られている豚、馬、羊などのプラセンタよりも、人体への適応能力が高いのが特徴。それだけに市販されている製品はとんでもなく高額だったりしますが、このヒトプラセンタジェル(Placentrex Gel)は海外輸入なので安く手に入ります。私は5本をまとめ買いです。
製造元のAlbert Davidはインドの老舗企業で、パッケージにはHIVや肝炎などの検査をクリアした安全性が記載されています。1カ月に1本のペースで使用して、もう手放せなくなりました。
詳しくは下の記事をご覧ください。
シナールとトラネキサム酸
美容皮膚科でアドバイスを受けた方ならご存知と思いますが、トレチノインとハイドロキノンにプラスして、身体の内側からのホワイトニングも勧められます。ただし保険適用外なので、月に1回の診察料を加味すると、結構高くつくんですよね。
私は下の4種類を処方されていました(シナール配合錠、トラネキサム酸錠、ハイチオール錠、ビタミンE錠)。
今はビタミンC(シナール)よりも一歩進んで、第3類医薬品のハイチオールCプラス(180錠入り)をアマゾンで買っています。
新品価格 |
市販では手に入らないトラネキサム酸に関しては、やはり個人輸入で [BIHAKUEN]トラネキサム酸 を取り寄せています。
専門機関の成分鑑定を受けた商品で、250mg(1箱240カプセル)が送料込みで4,500円なのはリーズナブルだと思います。
↓ [BIHAKUEN]トラネキサム酸 です ↓
追記1:純ハイドロキノン5%配合の国内生産クリームが新発売に!
これまでハイドロキノンは医師の処方が必要で、海外通販で個人輸入するとしても、最高4%までしか買えませんでした。それがなんと純ハイドロキノンを専門機関レベルの5%まで配合したクリームが国内生産で発売されたんです。
「LANTELNO(ランテルノ) ホワイトHQクリーム」は、ベースをグリセリンで配合しているので、純ハイドロキノンの安定性が極限まで高められています。
しかも肌を健やかにするAPPS(ビタミンC誘導体)やビタミンA誘導体、ヒト型セラミド、水溶性コラーゲン、プラセンタ、リンゴ幹細胞、ブドウ幹細胞、アルガンエキスなど12の成分を配合。
パラペン、合成香料、石油系界面活性剤、シリコンなどの添加物は7つのフリー。使い方は寝る前、気になる部分に米粒大を付けるだけです。
お値段は1本(1~1.5カ月分)が2,990円で送料無料。ただしハイドロキノン治療は最低でも3カ月は続けないと効果が実感できないので、8割以上の方が3本セット(7,990円・送料無料)を購入しているそうです。
医薬品のハイドロキノンは冷蔵庫に入れて、1カ月以内に使い切らないとダメだったのに、このLANTELNOは独自のベース処方によって、ハイドロキノンの酸化しやすいデメリットを解決しています。
これまでの安定型ハイドロキノンクリームと比較すると、純ハイドロキノンの濃度が3倍もアップしているというのがスゴすぎ!濃度4%を2,530円で個人輸入するよりもずっとメリットがありますね。
↓ 公式サイトはこちら ↓
追記2:コツコツと努力を重ねた結果
最後にコソッとお肌の状況(リニューアル前のトレチノイン&ハイドロキノンで治療したあと)。私の肌がどれくらい透明感を帯びたかは下の記事をご覧ください。毎日欠かさず努力することで、半年後の嬉しさは格別です。
追記3:肝斑がポロッと向けた様子
気を抜いて、またもや基底層のシミが現れてきたので(今度は肝斑も!)、2020年5月2日から [BIHAKUEN]ハイドロキノン4% + トレチノイン0.1% を再スタートしました。最初は赤くなって皮剥けしましたが、3週間目でだいぶ収まってきた状態を記事にしてあります。ヒトプラセンタジェルの併用が味方になってくれました。
下の画像は2週間を過ぎたころ。肝斑の部分が大きく剥けてきました。洗顔中にポロッと剥げた皮膚は茶色いです。
20日目です。角質層部分のシミはかなり薄くなりましたが、また下から浮き出てくるので治療を続けます。
そして・・40日目。朝晩の塗布は続けていますが、赤みは引きました。茶色かった肝斑の色も気付いたら薄くなってる? あと20日でトレチノインは休止して、その後の1カ月間はハイドロキノンだけを塗ります。歳は取っても、シミだらけのおばあちゃんにはなりません!