初秋ならではの味覚、今年も無花果(いちじく)が出回っています。愛媛の祖母の家にあったいちじくの木が懐かしくて、見つけると必ず買う不老長寿の果物です。
特に皮の部分には食物繊維やポリフェノールが多いので、剥いてしまうのは勿体ない。丸ごと使って、甘さ控えめのジャムを作ることにしました。
クックパッドのレシピをアレンジして、使った材料は自然なものだけ。いちじく4個(400g)、てんさい糖40g、レモン半個です。
調理法:
洗ったいちじくを皮付きのまま、2センチ角にカット。てんさい糖(なければ他の砂糖でOK)を振りかけて、水が染み出てくるまで5分ほど置く。
焦げ付きにくい鍋(ステンレスを使いました)に入れて、中火にかける。水気を回しつつ、休まずに掻き混ぜながら7~8分煮る。
とろみが出てきたら弱火にして、さらに5~6分煮る。
レモン汁を絞り入れ、軽く混ぜて完成。
火を止めて煮沸消毒した瓶に移す。冷蔵庫で保存すれば10日ぐらいは持ちます。
いちじくにはアントシアニンなどの抗酸化物質が沢山含まれているので、身体が錆びるのを防いでくれてガン予防になります。おまけに女性ホルモンのエストロゲンに似た成分も含んでいるため、更年期対策になるし、しっとりとした美肌への効果も大です。
そして腸内を綺麗にしてくれる食物繊維はイチゴの1.5倍。これを余すところなく摂るためには、皮付きのまま調理したほうがベターです。
瓶に入りきらない分を、トーストに載せて食べてみました。砂糖を入れないとジャム化しないので最小限の量にしましたが、これで充分に甘いです。ざくざくした食感が残っていて美味しい! 明日はヨーグルトに乗せて食べてみようと思います。