厚生労働省の発表によると、インフルエンザが17県で警報レベルに達したそうで、2月上旬にかけてピークがやってきます。予防接種をしていない私はヒヤヒヤもの。富山大学の研究グループが発表した「新型インフルエンザの予防と治療に、キノコの一種、マイタケが有効」というニュースを見て、さっそく食卓に取り入れることにしました。
常備菜として作ったのは「マイタケとゴボウのきんぴら」。マイタケのコリコリした歯ごたえと、ゴボウのシャキシャキ感が美味しくて、ご飯が進みます。
材料は、マイタケ1パック、ゴボウ1本、鷹の爪(小)1本。
調味料は、しょうゆ 小さじ3杯、酒 小さじ2杯、砂糖 小さじ1杯、みりん 小さじ1杯をあらかじめ合わせておきます。
マイタケは手でほぐして、ゴボウは千切りにして水にさらします。鷹の爪は種を取って輪切りに。
ごま油 小さじ1杯をフライパンに熱したら、ゴボウと鷹の爪を入れて火が通るまで炒めます。次にマイタケと合わせ調味料を入れて、サッと炒めたら出来上がり。
マイタケはβグルカン、ビタミンB群などを豊富に含んでいることから、免疫力を高める効果が注目されていて、タミフルの耐性を持つ新型インフルエンザに対しても効き目があるのだそうです。
さらには、糖質の吸収を緩やかにしてダイエット効果がある水溶性植物繊維と、腸内から老廃物を追い出す不溶性植物繊維の両方を含んでいます。同じく植物繊維の王様であるゴボウと一緒に食べれば、お通じも快調になります。冬太りの解消にぴったりな食材と言えますね。