日テレの特番「50日間で女性の顔は変わるのか!?マツコが観察!疲れた女性をイタリア男漬けに!」（7月21日放送）が、きれいになりたい女性たちに大きな反響を呼んでいます。私も目が釘付けになりました。
さえない毎日で、疲れた表情の女性を気分の上がる環境に置くと、50日間で顔は変わるのかを実験する番組。チャレンジした4人の女性のビフォーアフターにはビックリです。全員に共通して言えるのは目ヂカラがアップしたこと。自信を持てたことが目に現れたんでしょうね。
１：埼玉の飲食店で働くシングルマザーを、港区表参道に招待。ファッション誌「25ans」の編集部で50日間働いたら？
２：22年間実家に籠って定職に就かず、都内のコンビニでアルバイトしている女性が湘南の葉山に50日間移住。野菜を食べ、マリンスポーツやヨガをする暮らしをしたら？
憧れの女性から「野菜を食べたらお肌がきれいになるわよ。日に焼けなくなるし」と言われて、野菜嫌いを克服した様子は微笑ましかったです。
3：神奈川県秦野市の汚部屋で暮ら女子大生。男性に顔を晒したくなくて、マスクを外せない彼女に、イケメンのイタリア人講師が50日間褒めちぎりのイタリア語レッスンをしたら？
４：オンラインゲームが趣味で、ランチはいつも一人という堅物人生を送ってきたOLに、ダミアーニのダイヤの指輪とネックレス（総額350万円）を身に付けて生活してもらったら？
どれもシンデレラストーリーですが、湘南の逗子に暮らす私としては、葉山に50日間移住した女性に感情移入してしまいました。日テレのコンビニでバイトする引っ込み思案の彼女が、自然と一緒に暮らす人たちにインスパイアされる姿が、ひと昔前の自分を見ている気がしたからです。
13年前になりますが、私は恵比寿ガーデンプレイス内にあるマンションに住んでいました。今暮らしてる逗子の家は、13年ほど前に購入して一人で越してきたのです。理由については、もう一つのブログ（「文章で稼ぐ贅沢」）を始めたばかりのときに載せています。
恵比寿に暮らしていた当時の写真です。意識高い系で、いけ好かない心がそのまんま表情に出ています。
2007年5月に逗子に越してきて、1カ月が過ぎたころ。泣きたいこと、苦しいことが山のようにあった時期ですが、海の気、山の気、鳥たちの声に癒されて、表情が和らいできました。
逗子に越してきて3か月が過ぎたころ。少しふっくらしましたが、湘南暮らしが身心をリフレッシュしてくれて、顔から険（けん）が取れました。都会にいたときより若返ったと思います。
逗子暮らしが13年目に入って、東京まで出向く回数を減らしている今。身体にやさしいものを食べ、愛猫と戯れ、好きな人たちにだけ囲まれて暮らしていると、老化のスピードがゆっくりになってきたように感じます。
私は時間を食いましたが、十二支が一回りしてやっと成果が現れました。自分を愛せるようになったおかげで、ネガティブな人たちは遠のき、ポジティブにバリバリ生きている人ばかり寄ってきます。
50日間で女性の顔は変わるのか!?の実験は、きっと誰にでも同じような奇跡が訪れるはず。人を変えるのでなく、自分を変えることで運を引き寄せられるんだと思います。
PRESIDENT8月号、20歳若くなる最強メソッド「若返り入門」から、坂東眞理子さんのアドバイスを引用します。
若々しさを保つためには、新しい友達＝「新友」をつくることが必要です。
年をとると新しい世界に入ることに躊躇するようになりますが、新しい場に出ていき、会ったことのない人と知り合うことで、自分自身も必ず活性化します。
ただ、男性と女性を比べると、女性のほうが新しい世界に飛び込んでいきやすい特質を持っているように思います。それは女性の人間関係のほうがフラットにできているからではないでしょうか。
フラットにできているとは、「この相手は自分より上か下か」を気にしないこと。プライドやコンプレックスなんていう固い殻を脱いでしまえば、外の世界の新しい空気がいくらでも吸えるんですよね。
 |
PRESIDENT(プレジデント)2019年8/2号(「若返り」入門) 新品価格 |
追記1：2020年1月4日
グレイヘアブームに乗って、2019年の夏から白髪染めをやめました。根元からは白髪が生えてくるのに、途中からは真っ黒に入り込んだヘナ + インディゴが見事なアンバランス。これを抜くために美容院で脱染剤をウィービングしてもらい、半年が過ぎました。
2019年の大みそかに撮った写真。髪は白くなってもフサフサと健康になったのは、頭皮に白髪染めが浸透しなくなったからでしょう。おかげさまで現役で働きながら、現在64歳です。
追記2：お酒の飲みすぎで醜かった頃
過去に戻りますが、下の写真は2013年の12月、今から7年前です。独り暮らしが淋しくて、お酒におぼれていました。むくんで肥るし、髪は薄くなるし、アルコールで心が蝕まれていたと思います。
アルコール外来に行かず、自力で禁酒した経過は下の記事に載せてあります。水着も着られるほど復活しました。
追記3：老化のスピードは自分で変える
老化のサインであるシミ対策も、最初は皮膚科に通って治療していましたが、方法が分かったので自力で頑張りました。人生は100年時代になって時間はたっぷり。老化のスピードが環境で変わるなら、環境は自分でポジティブに変えていきます。
