私が洋服を収納する場所は、ベッドルームの奥にあるウォーキングクローゼット。朝起きて何を着ようかとドアを開けたとき、誰かに見せたくなる服が並んでいるラインナップでありたいと思っています。
白髪染めをやめてグレイヘアを目指すようになったことで、大規模な断捨離をして、クローゼットが若返りました。オバ見え色が消えて、メリハリのつくカラーが残ったからです。捨てた服の種類については下記の記事に載せています。
これまで手を出さなかった色にも欲が出ました。スタイルストア でいちばん気に入っているブランド、Kilka(キルカ) の新作「洗えるあったかプルオーバー」9,900円のグリーンを購入したのです。
グリーンは若い頃から縁が無かった色ですが、この年齢で着たら意外に合うかもとチャレンジすることにしました。
素材はレーヨン47%、ポリエステル44%、アクリル6%、ポリウレタン3%。薄手のニットとブラウスを合わせたような手触りです。パソコンの画面で見るよりも、実物はブルーグリーンに近いかな。知的に見えるカラーです。
同じkilkaの「洗えてシワになりにくいウールライクテーパードパンツ」10,780円のグレーとコーデしました。アクセサリーはゴールドにして、温かみを加えます。
Kilka/洗えてシワになりにくいウールライクテーパードパンツ
ゴムウエストにデザイン性があるこのパンツのメリットは、下の記事をご覧ください。
裾をウエストインして、スカートを履いてみましょう。今年の流行とは遠い、膝丈のニットスカートです。でもスカートのチェックに入っている色がブラウスとぴったりマッチして、プレタポルテの雰囲気になりました。マキシ丈は街に飽和状態なので、そろそろ膝丈の流行が戻ってくるかもしれませんね。
グレイヘアになるまで中途半端な今は、髪を隠す帽子もお助けファッションの一部。ベレー帽をかぶるコーデを考えました。
ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ストレッチコーデュロイ・ストレートパンツ」(オフホワイト)を履き、パンプスはベレー帽と同じグレージュに。ブラウスのグリーンが真ん中で主張して、パリジェンヌっぽいコーデが完成しました。
グレイヘアには勇気が要りますが、オバ見えには直結していない可能性もあるんですよ。先日行ったユニクロの店舗で、若い男性スタッフに商品の質問をしたら、話し言葉がタメ口でした(笑)。髪がファッションの一部に見えるよう努力するのは大変ですが、白髪染めの手間が無くなった分、プラマイゼロかもしれません。
今までの私になかったカラーが似合うと知ったときの喜びは、部屋に隠し扉を見つけたようなワクワク感。鏡に向かうたびに髪を触って、もっと白くなあれと呪文をかけています。