ネットショップの写真に惹かれて買ったけれど、似合わなくて失敗した服ってありませんか？ 今日は番外編。何としても着てみせる！と、試行錯誤した経過をお見せしたいと思います。
チャレンジしたのは、シルエットがトレンディなピエロ（Pierrot 
）の新作ワンピースです。モデルさんみたいな若い女性なら可愛さ満開なのに、グレイヘアのおばちゃんが着るとネグリジェになります。
落ち着いたカラーなら大丈夫かな？と、選んだのはスモークブルー。
まずは畳みジワを伸ばすべく、 ギャザーが潰れないように注意してアイロンがけをしました。清潔感はコーデの第一歩です。
どこが2wayかなと思ったら、前後を逆にして、スタンドカラーでも着られるデザインなんですね。
いくら憧れても、ガーリーなデザインはイタいだろうなと薄々気付いていたのですが、着てみたらやっぱり似合いませんでした(笑) ネグリジェに見えるだけでなく、この生地のスモークブルーは私の年齢だと病人みたいに映ります。
しかも・・横から見たらマタニティのたっぷりさ。ベルトで絞れるデザインじゃないので、八方ふさがりです。
返品しようとしたら、タグを取ってしまったので後の祭りです。着るしかないのが残された道。どうするどうする！？
クローゼットを見渡して、上から羽織るアイテムを探しました。1枚では着られなくても、他のアイテムを重ねたら何とかなるかもしれません。モデルさんはテーラードジャケットを肩掛けしていますが、この着こなしは粋がってるように見えて苦手なのです。
ワンピースのボリュームを抑えるアイテムを足すのがいちばんの手段かも。オーバーサイズのニットベストをレイヤードしました。あれれ、女子高生のベストっぽいのを足すと、ますますイタいです(笑)。
裾のペラペラが目立つのもカムフラージュしたいところ。ベストの丈を長くしてボリューミーにするため、ドゥクラッセ（DoCLASSE 
）の「イタリア糸・アルパカ混ループジレ」を羽織りました。ふんわりが抑えられます。
足元は厚手のニットレギンスとショートブーツで重みを加えると、違和感が薄れてきました。
ガーリーなワンピースには、マニッシュで重みのあるアイテムを加える対策（甘辛コーデ）が効きます。ざっくりとした手編みのローゲージニットベストをレイヤードして、足元はハードな紐編みブーツにしてみました。これだったら私の年齢でも出歩けそう。
似合わないと諦めていたアイテムを自分寄りに引き寄せるために、先月もあの手この手のチャレンジをしております。すぐに断捨離せず、おうち時間を1人ファッションショーの練習に割くと、得する新発見があるかもしれません。
