お肌のお手入れが簡単すぎる私にとって、すごく嬉しい情報を見つけてしまいました。女子SPA!のビューティー記事「洗わない美容」が目からウロコ。毎日洗顔するのはNGって本当?です。外出しない日の洗顔は夜だけってことが多く、ズボラなのを恥じていましたが、間違っていなかったんですね。
この記事は、肌育成スペシャリスト 川上愛子さんの著書『皮膚常在菌ビューティ!』がベースになっているのですが、引用すると「毎日石けんで洗顔をして、皮脂を根こそぎ取ると、その部分の肌の土壌から自然に出てくるはずの皮脂が復活しにくくなり、弱酸性の分泌を保つための皮脂分泌が追いつかなくなる」と書かれています。漫画なので読みやすいみたいですね。
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朝は水洗顔だけというのは、私が肌断食をしていたころ、夢中になって読みふけった宇津木龍一ドクターの「化粧品を使わず美肌になる!」で学びました。2013年11月25日に第1版発行ですから、皮膚常在菌の研究に関しては、宇津木先生がオーソリティ―なのかもしれません。
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洗い過ぎがなぜダメかについて、書かれている大事なことを引用しますね。
汚れや皮脂を徹底的に落とそうとすると、肌表面の保湿バリアが壊れてしまいます。そのため肌が乾燥し、洗顔後に化粧品を塗らずにはいられなくなるのです。毛穴の開き、顔のテカリも悪化します。皮脂を補おうとして、皮脂腺が肥大するためです。
朝は「ぬるま水」で洗顔する理由は下記の通りです。
夜のうちに皮脂腺から出た皮脂は、時間とともに酸化して過酸化脂質に変性し、肌を傷つけます。そのために朝の洗顔では、過酸化脂質をキレイに落とす必要があります。
過酸化脂質はお湯だけで充分落とせます。33℃以下の「ぬるま水」を手にため、顔に軽く押し当てて、水の振動で洗ってください。
宇津木流スキンケアは厳しくて、洗顔後には化粧水も乳液もダメと言うのです。基礎化粧品をやめると、乾燥や炎症で「粉ふき」が起きる場合には、ワセリンを少しだけ付けることを薦めています。
私がこの方法にハマっていたのは2016年ごろ。肌が改善されているかどうか、不安になったらマイクロスコープで肌のキメを調べるといいと書かれていたので、アマゾンで商品を取り寄せて撮影したことがあります。それが下の記事です。
それから3年が過ぎ、さすがに何も塗らずにいられる若い肌ではなくなったので、なるべく簡単に済む、刺激の少ないオールインワンゲルだけを使っているわけです。「化粧水をつけると、水分が蒸発するときに角質細胞がめくれ上がり、バリア機能が壊れます」と書いてあることから、ゲル状のもので保湿するようにしています。
『皮膚常在菌ビューティ!』にも似たようなことが載っているので引用します。
角質から水分が逃げるのを防ぐには、内側の水分と外の水分のつながりを遮断するためにすぐオイルでふたをすること。つまり、保湿には水よりオイルのほうが重要。
もちろんオイル美容はとっくに実践しましたよ。20代ではスクワランオイル、その後は馬油、ホホバオイルと使ってきて、いちばん良かったのは2種類、【ネクタローム】アルガンオイル と【VIRCHE】マルラオイル とです。
こちらがアンジェリーナ・ジョリーも使っているというオーガニック・アルガンオイル。モロッコの「神の木」から摂れるアルガンの実を絞ったオイルです。抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれているので、シミ・シワ対策になるし、オイルなのに肌がサラサラになって油移りしないのが特徴です。
ネクタローム アルガンオイル 50ml オーガニック 100% フェイスオイル キャリアオイル モロッコ マラケシュ 乾燥肌/混合肌/脂性肌/普通肌/年齢肌 全身用/エイジングケア 価格:3,850円 |
薄毛に悩んでいる方には、育毛効果もあるんだとか。使用感など詳しくは、下の記事に載せました。3,980円(送料無料)のフェイスケアセットをレビューしています。
そしてこれがマルラオイル。過酷な自然環境にある南アフリカで、こちらも「神の木」と呼ばれる樹木から摂れるマルラの実が原料です。肌に栄養を届けるまで酸化しないのが特徴。時間が経っても安定していて、酸化するまでにかかる時間はオリーブオイルの約10倍、アルガンオイルの約3.6倍なんだそうですよ。
詳しくは下の記事に載せました。2か月間使えるサイズで1,998円(税込・送料無料)の18mlをレビューしています。
宇津木先生によると、「肌はさわらない、こすらない」が一番だそうで、オイルを使ってもマッサージはせずに、手のひらで温めて顔に乗せるだけにしていました。後は放置しておけばいいのです。
シンプルケアをしてきたおかげで、今も実年齢よりはハリのある肌を保っています。水洗顔後に、うっかり忘れて何も塗らないことがありますが、乾燥や肌荒れで困ったことはありません。勇気を出して肌断食した結果が今につながっているのかもしれませんね。