白髪染めをやめてグレイヘアを目指している私にとって、これからの衣替えは大イベントになります。白髪が目立つ髪は年齢よりも若くは見えません。それでもステキ、キレイと言われるために、クローゼットに入っている服を見直すべきか悩んでいます。
グレイヘアでファッショナブルな女性と言えば、デザイナーのJunko Shimda(島田順子)さん。目鼻立ちがくっきりして、完璧なグレイヘアの方です。
日本にデザイナーブランドが出始めたころ、島田順子さんに憧れていた私は、お小遣いを握りしめて代官山のショップに行った記憶があります。それから何十年が過ぎても憧れが続き、3年前には「島田順子スタイル」という本を買って、コーデの真似をしました。
現在の活動は?とネットを見たら、もう78歳になられたんですね。お顔にシミがでる年齢であっても、背筋をシャンと伸ばして、自分のデザインした服を着ている凛とした姿がステキです。
9月26日には「パリ-東京 今日、今を生きる美しい人 島田順子」という新刊が発売になるんだとか。表紙でお召しになっているベージュのセットアップがとてもノーブル。グレイヘアに馴染んでいます。
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本の内容紹介を抜粋します。
現在、パリには仕事場のモンマルトル、休日を過ごすブーロンマーロット村とふたつの家を所有、日本に戻れば、東京の家から館山の別荘にも足を伸ばす。その4カ所すべてが島田さん独自の美意識で貫かれたたたずまいを見せる。
「いつも、自分が美しいと思うもの、好きなものに囲まれて暮らしていたいのです」その言葉通り、自身のファッションやインテリアへのこだわりは言わずもがな、花の飾り方、日々の食卓のあしらい、食材の収納、生活用品のセレクトにいたるまで「島田順子テイスト」が行き渡る。
「いつも、自分が美しいと思うもの、好きなものに囲まれて暮らしていたいのです」にハッとしました。白髪が目立つ髪になっても、周りの目を気にして、クローゼットからお気に入りの服を追い出す必要はないんですよね。
歳だからと胸元を隠す必要だってありません。この秋はベージュやブラウンが流行るのを考えて、リエディ(Re:EDIT)の「天竺編みストレッチニットキャミソール」で、女っぽいコーデをしてみました。私のパーソナルカラーは冬なので、ベージュは地味に映るのですが、パールのネックレスをプラスすれば一気に華やぎます。
この秋のリエディは大人っぽいブラウンのアイテムが多くて、欲しくなるものばかり。暖かみのあるモカのカラーが美しい「裏毛オーバーサイズジップパーカー」3,290円に惹かれています。手持ちのアイテムと上手に合わせて、「老けた」なんて言わせないコーデを考えるつもりです。