基本「おひとりさま」の私は外食が苦手で、ほぼ自炊生活です。料理店でなければ食べられなかった食材も、今はネットで全国から簡単に注文できるようになりました。
もっぱら利用しているのは 新鮮食材が生産者から直接届く「産直アウル」 。一人で食べきれない量の場合は友人たちにお裾分けすると、新鮮で美味しかった!と喜ばれます。購入先を聞かれるので、同梱されている生産者のパンフも渡すようになりました。
三陸産の牡蠣を大人食いして以来、新鮮な海産物が入手できることに味をしめて、今回は「朝採れ直送!!希少な天然国産食用ムール貝」に注目。宮城県南三陸志津川湾の天然ムール貝で、2㎏入りを注文しました。
クール宅急便で届いたボックスからは、かすかに磯の香りがします。開けると保冷剤とともに、大小さまざまのムール貝がぎっしり入っていました。海藻が付いているので洗い落とさなきゃいけませんが、夕食がメチャ楽しみ。
2kg(1kgあたり/10~15個前後)なのに、数えて見たら45個も入ってる! さっそく下処理を開始です。…と言っても初めてなので、ネット検索して手順を頭に入れました。
何度も水を替え、張り付いた海藻を落としたら(かなり適当です‥)、足糸を引っ張って外します。あとは調理するだけ。
オリーブオイルでニンニクを炒めて、ムール貝たちを投入。塩コショウして日本酒を注ぎ、鍋に蓋をして5分ほど蒸します。貝の口が開いていれば出来上がり。鍋に入りきらないので、2回に分けて調理しました。
ムール貝は牡蠣と違って身が小粒。いくらでも食べられそうですが、大人食いが過ぎないよう、半分は冷蔵庫に入れて明晩の楽しみにします。
驚いたのは大きな殻も小さな殻も、身のサイズがほとんど同じなこと。これはお得ですね。
実は産直アウル では旬の味覚、タケノコも注文しました。フレッシュなものが届くよう、発送前には農家さんから電話確認もいただき、宅配便のダンボール箱の重さに驚きました。
実物の写真を撮り忘れたのですが、1本が大鍋にも入らないビッグサイズ。半分に切ってアク抜きするのは、糠がヒダの間に入り込まないよう、水切りネットにタケノコを入れて茹でました。
皮を剥き、下処理が終わったのが下の画像。さっそく煮物にしたものは保存容器に入れております。冷蔵庫で1週間ぐらい持つそうですよ。
新鮮なタケノコでやってみたかったのがオーブントースター焼き。トレイの上にホイルを敷いて、縦長に切ったタケノコを乗せ、10分ほど焼きます。ワサビ醤油をつけて食べるのが美味しい!
レストランに行かなくても、おうちご飯は好きなものを好きな量だけ食べられるので、今や私の至福の時間になりました。あくる日も同じメニューになりそうですが、飽きるどころか、待ち遠しくてたまらない!
低カロリーなので、翌朝は体重が減っていたという嬉しいオマケつきでした。炭水化物抜きですが、カサの大きいムール貝のおかげで、満腹感が得られたようです。